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様々ながんの治療法と脱毛
主ながんの治療法
がんの主な治療方法には、外科療法(手術)・化学療法(抗がん剤治療)・放射線療法などがあります。
がん治療
外科療法
(手術)
局所療法
外科療法(手術)手術では、がんの病巣を直接身体から取り除くことができます。初期の癌では手術だけで完治することもあります。進行した癌では、転移癌や微小な癌が残っている可能性があり取り除くことは困難です。この場合、治療成績の向上を目指し、抗がん剤治療や、放射線治療と組み合わせて用いられることもあります。
化学療法
(抗がん剤)
全身療法
化学療法は化学物質(抗がん剤)を用いて、急速に分裂して成長する癌細胞の分裂を抑え、破壊する治療法です。癌細胞を死滅させるだけでなく、細胞分裂の速い正常な細胞にも同じように攻撃してしまい、副作用をもたらします。しかし、抗がん剤は全身の血液中をめぐり、癌細胞を攻撃するため、全身的な効果が期待できます。
放射線療法
局所療法
放射線療法は、癌とその周辺のみを治療する局所治療で、X線撮影に用いられる100倍以上のエネルギーの放射線を使って癌細胞を死滅させます。全身に放射線をかけることは、白血病など一部の場合を除いて行いません。進行したガンですでに転移が見られる場合においては、効果が期待できないので、抗がん剤治療と組み合わせて治療することもあります。

がん治療の副作用の一つである“脱毛”は、主に

・抗がん剤治療
・放射線治療


の過程で起こります。
残念ながら現在では、脱毛を予防する確実な方法はないと言われています。
脱毛の知識を持ち、かつらや帽子、つけ毛などを利用してうまく脱毛と付き合っていくことが大切です。

◎では、なぜ放射線治療や抗がん剤治療では脱毛をきたすのでしょうか?

放射線治療と抗がん剤治療による脱毛
放射線治療による脱毛の要因

放射線治療の場合は、局所治療なので一時的な症状が多く、治療終了後には治療前の状態に戻ることがほとんどです。ですから、強い照射でない限り、大きな副作用、全身への影響は少ないと言えます。
照射の程度やその反応、個人差などによって異なりますが、頭皮への照射の場合、毛根まで影響が及ぶと、通常治療開始2〜3週間より脱毛がはじまります。
放射した部位だけしか脱毛が起きませんので、頭に放射しない限り髪の毛は抜けません。

放射線治療が体に与える影響
放射線治療 体に与える影響 脱毛の期間 脱毛後の流れ
照射部位:日焼けしたときのような赤みを帯びた皮膚の炎症があります。
頭皮に照射した場合は
脱毛が起こります。
通常治療開始
2〜3週間後
治療終了後、個人差、
毛根の反応の程度にも
よりますが、2〜3ヶ月
で髪の毛が生え始めます。3〜6ヶ月には
ほとんど回復してきます。
抗がん剤治療による脱毛の要因
がん細胞は正常な細胞に比べ、細胞分裂が速いという特徴を持っています。抗がん剤は、その特徴を利用しているもので、投与後には血液中に入り、全身をめぐって体内のがん細胞を攻撃するため、全身的な効果が可能となります。
しかし、細胞分裂の速い骨髄細胞や毛母細胞、胃腸の粘膜などの正常細胞にもがん細胞と同じように攻撃をしてしまい、脱毛や吐き気等の副作用が起こります。

抗がん剤治療は全身治療のため、体毛全体に影響を及ぼします。しかし、毛根が完全に破壊されてなくなることはないため、抗がん剤による脱毛は一時的なものなのです。特に頭髪は細胞の成長速度が速く、脱毛の程度は、まつ毛や眉毛などに比べ大きくなります。
 
抗がん剤治療が体に与える影響
抗がん剤治療 体に与える影響 脱毛の期間 脱毛後の流れ
<抗がん剤投与日>
・吐き気
・嘔吐
・アレルギー反応
・発熱
通常治療開始
2〜3週間後
治療終了後、1〜2ヶ月
で毛根の再生が始まり
ます。
3〜6ヶ月にはほとんど
回復してきます。
<投与後数日>
・食欲低下
・倦怠感
・下痢
・便秘
・腹痛
・口内炎
・感染しやすい
<投与後数週間>
・骨髄障害(白血球・血小板減少・貧血)
・青あざ
・脱毛
・皮・肌のトラブル
・爪の黒ずみ、変形
・においに敏感になる
・味覚の変化
・手足のしびれ
一般的な脱毛から発毛まで

脱毛はがんによる症状の悪化でも、新たな病気の出現でもありません。
単に放射線治療、抗がん剤治療による一時的な副作用なので、症状が良くなり、治療が終われば
必ず回復します。
したがって、脱毛することを前提にどうしたら脱毛量を減少できるか、容姿をどのような方法でカバーするかなどの工夫をしていくことが大切です。

一般的な脱毛から発毛まで 抗がん剤治療による脱毛にそなえて
脱毛が始まる前に
髪は治療前にあらかじめ短めにカットを
髪が薄くなっていくのも目立たず、精神的なダメージが少なくてすみます。また、抜け落ちる髪の量が少量になるので髪の始末も簡単になります。
 
   
バンダナ・帽子などを用意する
まわりに髪の毛が落ちにくくなるので、ご自宅や就寝時では必需品としている方が多いようです。
頭部が傷つくと、治療中は血液凝固の機能も低下していることもありますので、頭皮を守るためにも使用することをおすすめします。
日中の紫外線対策や冬の寒さ防止にもなります。
 
   
必要に応じてウィッグ(かつら)を準備する
ウィッグ(かつら)は、必ず必要というものではありませんが、仕事上必要であったり、思いのままに外出もできるため、かつらを用意する方が多いようです。ですから、ウィッグでも自由にアレンジできるものや、着け心地や、軽さ、自然さなどに配慮したウィッグ(かつら)をぜひ選んでいただきたいです。また、ウィッグを完全オーダーにすると購入までの期間も1ヶ月位になるところが多いようです。 ご自身の早めの準備や、即日で対応してくれるウィッグ販売店を選ぶことも大切です。
*詳しくは【脱毛時のかつらの選び方】をご覧下さい。
 
抗がん剤治療による脱毛時期の注意
豊富なスタイルバリエーション
お申し込み

■ 洗 髪
傷をつけますと化膿することもありますから、傷をつけないように指の腹を使って洗いましょう。刺激の強いシャンプーやリンスは避けましょう。

■ 整 髪
自毛をとかす時は、柔らかいブラシを使い、肌を傷つないよう優しくとかしましょう。ドライヤーは、低温でゆっくりと。

■ パーマや髪染め
頭皮への刺激になりますので、皮膚の様子をみて 主治医の許可がでるまで避けましょう。

■ 洋服
脱毛初期に自毛のままで外出される時は、色の濃い服を着ると抜け毛が目立たなくなります。
 
ケガ、感染の予防
お申し込み

■けがの予防
けがをして傷ができると細菌が入って化膿したり、傷からの出血が止まりにくくなったりします。また、打撲すると皮下出血ができやすくなります。けがには十分注意してください。

■感染の予防
食事前や帰宅後にはしっかり手を洗いうがいをすることも感染予防につながります。 風邪をひいている人との接触も避けるようにしましょう。
 
これから抗がん剤治療をはじめられる皆様へ
ナナウィッグはこれから抗がん剤治療を受けられる皆さんの
不安や疑問が少しでも緩和されるように
抗がん剤治療とウィッグ(かつら)に関する知識や情報をご提供させていただきました。

治療を行う上で患者様のさまざまな不快感、ご家族を含めた精神的・経済的な痛みを十分に理解し、ウィッグ(かつら)を通した脱毛ケアを行っております。

治療中でも普段と変わらない、充実した日々を送っていただけるような、ウィッグ(かつら)のサービスを今後とも努めてまいります。

ウィッグ(かつら)やその他商品に関するお問い合わせはメールでも行っていますので、ご家族の方もどうぞご遠慮なくお問い合わせください。
さまざまな脱毛との向き合い方
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